Mount & Blade II: Bannerlord 領地(都市・城)の経営とか【M&B2】
本記事は、Mount & Blade 2 : Bannerlordの領地(都市・城)の経営とかについてです。
【注意】この記事はver.1.5.4ぐらいを念頭に述べております。verによっては記事の内容と大きな乖離があり得ますのでご注意ください。あとプレイにおいてはMOD等を使用することもありますし、使用する画像を用意する際にはチートモードを起動していることもありますので画像の細部の項目(例えば部隊人数が多いなど)が不自然に思われることもありうるかと思いますが記事の内容に関係する場合にはその都度言及していくつもりです。
領地の種類
都市
大きな繁栄値と市場、それによる税収が魅力。しかし様々なステータスが繁栄値頼みでありこれが低いと大変苦労する。繁栄値は0~10000over(主に1000~5000ぐらい?)。近隣の村で「賊が大変ですww助けてwww」みたいなクエストが乱発される都市だといつの間にか繁栄値0になることもありうる。
城
一般的に繁栄値が低く、うま味が少ない印象が強い。確かにそれは事実だが代わりに各種設備が都市のそれよりも強力で、近隣の村のクエストによる影響を受けないため安定性はある。一方で食料の供給を村に強く依存しているという弱点がある。繁栄値は200~2500程度(主に500~1500ぐらいかな)。
村
都市(2~4村)や城(1~2村)に付属している、なんだかんだ収入源になる一方で場合によってはクエストを乱発し都市の繁栄値(と諸ステータス)を殺す。しかし城はクエスト発生による影響を受けない。ここが城の安定性が高い主な要因。
各種ステータス・設備(都市編)
管理画面
諸ステータス(項目上にカーソルを置くと増減が見れます)
Settlement Tax
税収、なのだがいまいちわかりそうでわからない。都市なのでさらに関税収入もある、はず。
Prosperity
繁栄値、人口とか繁栄度合い的な感じ。都市の根本ステータス。いろいろなものに影響される。そしていろんなものに影響する。これが低いと施設の建設も進まず、また民兵の数も少なくなるため敵の攻囲を受けやすい。それでもって繁栄値が減り、そして以下ループ。
Construction
施設の建設に使われる建設力。baseの値は繁栄値の100分の1。これにReserveによる50やGovernor、Workshopsによる補正が乗る。この値を重視するならば建築に強いコンパニオンをGovernorとしたい。ちなみに画像の例の場合、GovernorもReserveもなしだと建設力は50くらい。ぜひとも底上げしたい項目。
Security
治安。駐留部隊(Garrison)を置くことで上げられる。民兵は影響しない。Garrisonの治安への貢献については質もきっちり反映され、追剥と小作人を詰めてもさして上がらない。都市の場合、周辺の村のクエストの影響で減少がかかることがある。戦時には近隣の村の略奪などで減少する。治安の高低が忠誠の増減にかかわる。そして忠誠の高低が繁栄に関わる。そうはいっても十分な防衛兵力を置いていればこの値は基本問題ない。
Loyalty
忠誠。厄介な項目。まず都市の文化と領主の文化が違うと-1(同じなら+1)、Governorの文化が違うと-1(同じなら+1)、さらに周辺のクエストの影響もうける。厄介なのは上げる手段が弱い点で、施設のFairgroundsがレベルに応じて+0.5~+1.5、治安がいいと得られる+1ぐらいが主力になるが心もとない。ほかには都市の名士(Notable Characters)との関係を上げるとボーナスがつく。さらに(どれも強力といっていい)政策で忠誠心を上げるものを採用できれば忠誠問題は楽勝なのだが、概してAI諸侯に不人気で苦労する。建国どうぞ。この値が高いと繁栄値にボーナス、建設力に高い補正がかかるので大事。ただし現状忠誠0による反乱などのシステムは実装されてないので低くても致命傷にはならない。AI国の占領地では結構忠誠ゼロが目立つ。
Food
食料。都市の場合はあり余りがち。この余剰が繁栄値への強力なボーナスになる。余剰量の20分の1が繁栄値にプラスされる。食料は繁栄値、駐留部隊により減少する一方、市場での食料消費、周辺の村の存在(略奪されていない状態なら)、Orchards(都市が攻囲されていない状態なら)により増加する。村やOrchardsは設備同様安定した値を供給する(村からの供給量は村のhealthにより変動)。
ここからが大変わかりにくいのですが、というか私がわかってないのですが、市場での食料消費が厄介。都市は毎日市場の財を一定量ずつ消費します。この消費は都市の管理画面において、上の画像でいう中央上の買い物かごアイコンにカーソルを合わせると確認できます。この消費量に応じて都市のFoodへの増加が生じます。どのくらい消費が起きるかはおそらく多分なんとなく都市の繁栄値と物価によるとみています。正直ノータッチでいいような。あまりに物価が高いならが隊商が来てくれますし。ただ市場に食料をたくさんもたらして値崩れさせればたくさん消費するようになるのでしょうか。
Militia
民兵さん。無給の守備兵、治安に貢献しないものの食料の消費を考えなくていいありがたい存在。Baseで+1、Militia Groundsにより+0.5~+1.5、さらに繁栄値の750分の1がプラスされる(よくある都市の繁栄値3000なら+4)。あとは政策やGovernorなどにより増加し、毎日40分の1が引退する。なので何人ぐらいで均衡するかは一日当たりの増加項目総計×40人。ただしその均衡値に達するまでに繁栄値なども当然変動するので目安。民兵を増やせる政策はやはりAI諸侯に不人気。城と比べると手軽に上げる手段が乏しいが、城が手軽すぎるだけとも言える。
諸設備(Projects)
Fortifications
壁、あとGarrisonの収容能力も増える。開始時点でおそらくどの拠点もレベル1はあるのでは?プレイヤーからすればレベル1はスロープ攻城塔が建つ(建つとは言っていない)こともあり重要ですが、AIにとってこの項目がどう影響するのか。つまりこれを高いレベルにすれば敵の攻略目標になりにくくなるのかなどはわかりません。後回しでいいような。
Training Fields
駐留部隊に経験値が入るらしいが量がしょぼい…最終強化ユニットを駐留部隊にするならほぼ無用。
Fairgrounds
moraleが上がると書いてあるものの、loyaltyも上がる。loyalty上げがメイン。個人的には優先順位高め。
Marketplace
税収が増えるらしい。税収の元は繁栄値なので、これを後回しにしてほかの施設を作るのも、先に収入を固めるのもどっちもありかと。
Garrison Barracks
駐留部隊の収容能力が増えるがそこまでして増やす必要はほとんどないので個人的には後回し。
Aqueducts
日々、繁栄値に+がかかる。しかしアプデで弱体化が進みレベル3でも+1。優先順位は高めとしたいが、、、下のOrchardsの項を先にどうぞ。
Forum
日々のinfluenceが増える。諸侯に都市を持たせたくない理由。
Granary
穀物庫。いざというときに大事だが、民兵や駐留部隊の拡充でいざという事態を未然に防ぐことも大事。
Orchards
果樹園(菜園?)。日々の食料に大きなプラス。レベル3で+30もありこれすべてが余剰食糧になるならば繁栄値は30/20で+1.5。Aqueductsの上位互換となる。そもそも食料の不足は防ぎたいこともあり個人的には最優先格。
Militia Grounds
民兵訓練場。民兵の生産にボーナス。レベル3で+1.5であり城と比べると本当にしょぼい。ただ民兵は頼れる防衛戦力なので早めに作っておきたい。
Siege workshop
被攻囲時にバリスタなどの兵器が早く仕上がったり、その後の壁の修復が早く進むようになる。おそらく敵拠点攻囲時に最初からいきなり兵器が鎮座するのはこれによるかも?しかしながらこのレベルが高いと敵の侵攻先になりにくいかどうかなどがわからないので何ともいえない施設。
Workshops
建設が早く進むようになる施設。先に立てた方がいいのだろうけど、しかし施設を立てるための施設を立てるのはやはり気が引ける。はじめからレベル3とかだと嬉しい。
Daily Defaults (日々の作業)
施設の建設とは別で建築力に比例した効果が得られる。以前は設備の建築を並行しているかどうかで効果が変わったものの変更された。以前の仕様でHousingするのが強すぎたのでしょうか。
Housing
繁栄値上げ、建築力の100分の1がボーナスで付く。諸侯も大体これをしてるっぽい。よきことである(国王並感)
Train Militia
民兵増やし。占領直後にこれでブーストをかけカウンター的な奪還を防いだりするといいかも。
Festival and Games
忠誠心がやばいときにどうぞ。諸侯も忠誠心がやばくなるとこれに切り替えるっぽい。
Irrigation
「国土の植林や潅漑に挑む不屈の精神の持ち主には、征服者と同等の栄誉に浴する権利がある。」ジョン・トムソン
村が育つ。その結果食料の供給が増えるのでお勧め。やめて焼かないで。
各種ステータス・設備(城編)
管理画面
都市との違いを念頭に語っていきます。
諸ステータス(やはり項目上にカーソルを置くと増減が見れます)
Settlement Tax
城だから収入の項で確認できる値と等し・・・くない(なんで?)
Prosperity
都市より下がりにくいが上げにくい。ただ平時に下がることはあまりないのでゆっくり上げていきましょう。
Construction
都市と異なりReserveによる上昇が+20、その分安い。建設に関しては建設力は都市より低いものの設備のコストも低いので安心。
Security
城はクエストの影響を受けないので戦時(被略奪、被攻囲時)はともかく平時は安心。
Loyalty
城の文化と領主の文化が違うと-1(同じなら+1)、Governorの文化が違うと-1(同じなら+1)だが、周辺のクエストの影響も受けず。また城のFairgroundsは都市のそれの倍の効果を持つため安定させやすい。Securityで+1、レベル1のFairgroundsで+1で上記の-2を無効にできる。そうした準備ができるまでは適宜Festival and Gamesで補填。
Food
城の場合は割とカツカツ。近隣の村とGardens(Orchardsの半分の効果しかない) 頼みとなるうえ、城は近隣の村が少ない場合が多い。これを考慮して城は質重視でGarrisonを組みたい。
Militia
城のMilitia Groundsは都市のそれの倍の効果を持つうえ、実は後述のCastallan’s Officeも民兵生産に対しこれと同等の効果を持つ。さらに繁栄値の500分の1が付くため城は民兵数を稼ぎやすい。Baseで+1、施設で+3×2、これに加えて繁栄値分なので、容易に300を超える。
Forumに該当する物は城にはありません
諸設備(Projects) 特筆すべきものを中心に
Fairgrounds
都市のそれより効果が倍なので必要分はさっさと建てたい。
Militia Grounds
都市の倍の効果。レベル3で+3であり強い。
Castallan’s Office
城版のMilitia Groundsと同等の効果。説明で書いてある効果と違うもののとても強い。反乱周りのシステムが未実装なための処置と思われる。実質もう一つのMilitia Grounds
Gardens
菜園。都市のそれよりも効果が弱くそのため食料がカツカツになりやすい。城の繁栄値はそのためそこで頭打ち。上限は2000~2400くらいすかね。