Mount & Blade II: Bannerlord スキル 【M&B2】

本記事は、 Mount and Blade 2 : Bannerlord スキルについてです。 6/9にやや更新。

 

【注意】この記事はver.1.5.9ぐらいを念頭に述べております。verによっては記事の内容と大きな乖離があり得ますのでご注意ください。あとプレイにおいてはMOD等を使用することもありますし、使用する画像を用意する際にはチートモードを起動していることもありますので画像の細部の項目(例えば部隊人数が多いなど)が不自然に思われることもありうるかと思いますが記事の内容に関係する場合にはその都度言及していくつもりです。日本語名称については有志の方々による日本語化MODを参考にさせていただいております。(が、最近は使用していないので異なった名称になっている個所も結構あるかもしれないです。)

 

 

はじめに

 M&B2のスキル周りの仕様は正直かなり難解ですよね。この記事では私なりの理解をまとめてみました。参考になれば幸いです。

 

用語の整理と図解
  • スキル(Skills)
    各キャラが持つ特定の技能に対する習熟度のこと。各技能における個別のレベルと考えるとわかりやすい。そのスキルに合致した行動で上昇する。フォーカスポイント(後述)などを振ることで成長を早めることができる。パークの取得の条件となるほか、スキルレベルを上昇させることで能力が上がったりする

  • パーク(Perks)
    各スキルが一定のスキルレベルに達すると取得可能になる効果のこと。基本的に取得可能な2パークのうちどちらかを選択する形式になる。また、たいていはパッシブスキルなので取るだけで発動するようになるが、一部特定の行動が可能になる類のパークも存在する(例:蛮族を正規兵に昇進させるなど)。大体は実装されているが一部は未実装。そうはいってもほとんど実装されている。

  • レベル(Levels)
    キャラ本体のレベルのこと。様々な行動から得られるスキル経験値を蓄積することで上昇する。レベルの上昇により、自由に割り振ることができるフォーカスポイント(1レベルにつき1ポイント)やアトリビュートポイント(3レベルにつき1ポイント)が手に入る

  • カテゴリー
    (私独自(?)の呼び名、公式の呼び名があったらこっそり教えてください)左端のアレのこと。各カテゴリーの右に3つ並ぶスキルが属するもので、アトリビュートポイント(後述)を振ることでそのカテゴリーに属するスキルの成長を早めることができる。

  • フォーカスポイント(Focus Points)
    各スキルの成長を助ける要素。各スキルについて最大5ポイントまで振ることが可能で、振るほど成長が早くなる。またスキルの習得上限にもかかわっており、振らないと成長が遅くなるだけでなく頭打ちにもなる。レベルが上昇するたび獲得できる。

  • アトリビュートポイント(Attribute Points)
    カテゴリーに対して振ることができるポイント。そのカテゴリーに属するスキルについてフォーカスポイントと同様の働きをする。しかしフォーカスポイントに比べると各スキルへの効果は弱い。その代わり1カテゴリーに10ポイントまで振れる。3レベル上がるごとに獲得できる。

  • コンパニオン、クランメンバー
    本記事では、コンパニオンやクランメンバーなどの言葉を特に区別せず使用しています。本記事の内容においては区別する必要がないので、同じものと考えていただいて大丈夫です。正確には以下のように区分されます。
    クランメンバー=(自分+)自分の家族+コンパニオン

 

以下を画像に収めるとこんな感じ。

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画像が見辛いのではない、そもそもが分かりにくいのだ(適当)

 

スキルの育成における要点整理
  • アトリビュートポイントとフォーカスポイント
    アトリビュートポイントは各カテゴリーに対して効果がかかります。なのでカテゴリーのうちほしいと思うスキルが多いものに優先的に降ると効果的です。一方、フォーカスポイントは各スキルに対して振ることができますのでアトリビュートポイントが不足するスキルを補うように用いることも可能です。スキルの習得上限の存在からアトリビュートポイントとフォーカスポイントを集中させなければ取得できないパークも確かにありますが、集中させたところで取得まではかなり時間がかかるのであきらめても特に問題ありません。

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    振りの一例。アトリビュートポイントは伸ばしたいスキルを2つ以上含んでいるVIG、END、SOCのカテゴリーに振っている。


  • 役割分担
    ゲームを進めるにおいて有効な、欲しいと思うスキルを自分一人ですべて担当することは基本的にはできません。なので様々なスキルの効果を同時に得るためにはコンパニオンを雇用して彼らに部隊における役割を担ってもらう必要があります。詳細はコンパニオンについて解説した別記事で解説しますが、上の画像で言うと、Scouting(偵察)、Medicine(医療)、Engineering(技術)に全く振っていないのはコンパニオンで代用しているから、ということですね。一部のスキルを彼らに任せることで浮いたポイントを使って自分自身は他のスキルに特化していくことができます。

 

スキルへの評価、解説

 各スキルを解説していきます。解説内に載せているスキルレベルの上げ方については、私がよくやる、やりやすいと思う方法を記述しています。そのほかにも上げる方法はありますのでどのような行動によりスキルレベルが上がるかについてはゲーム内でご確認ください(上に貼った赤文字入りの画像に確認の仕方が載っています)。

VIG(Vigor、活力)カテゴリー

 近接武器の扱いに関わるカテゴリー。両手武器は攻城戦で、長柄武器は野戦で活躍するので私はアトリビュートポイントを振っています。

  • One Handed(片手武器)
    片手武器の扱いに関わるスキル。片手武器でダメージを与えることでスキルレベルが上昇する。スキルレベルの上昇により片手武器の動作スピードやダメージが上昇するほか、レベルに応じて片手武器に関わるパークが取得できる。タイマン戦で強いとはいえ、片手武器のダメージ量がしょぼいので上げづらい。

  • Two Handed(両手武器)
    両手武器の扱いに関わるスキル。両手武器でダメージを与えることでスキルレベルが上昇する。スキルレベルの上昇により両手武器の動作スピードやダメージが上昇するほか、レベルに応じて両手武器に関わるパークが取得できる。マルチヒットする両手斧で攻城戦に参加したり追い剥ぎを一掃するとすぐ上がる。

  • Polearm(長柄武器)
    長柄武器、つまり槍とかの扱いに関わるスキル。長柄武器でダメージを与えることでスキルレベルが上昇する。スキルレベルの上昇により長柄武器の動作スピードやダメージが上昇するほか、レベルに応じて長柄武器に関わるパークが取得できる。馬に乗って薙刀をぶん回すとダメージ量がすごいのですぐ上がる。薙刀とは振ることができる長柄のことで、メナヴリオンとかグレイブの類。

CTR(Control、制御)カテゴリー

 遠距離武器に関わるカテゴリー。このカテゴリーはどれかしら好みのスキルを上げておけば事足りますが、そもそもなくても事足ります。銃なんか捨ててかかってこい!

  • Bow(弓)
    弓に関係するスキル。弓はスキルレベルにより使える弓が制限されるのでカスみたいなスキルレベルの段階ではカスみたいな弓しか使えない。しかし矢に関してはそういった制限はない。やさしい。初期から使えるのはステップの弓(Steppe Bow)とかいうカス弓。スキルレベルは弓(バリスタを含む!)でダメージを与えると上昇する。頑張れ。ちなみにステップの弓に名前が似ているステップの戦弓(Steppe War Bow)はハイエンド弓。死ぬほど高価なのでさすがに間違えないが。実は戦場で拾う場合はこのスキルによる制限がかからないのでつよつよ弓兵の亡骸から弓と矢を拝借できる。攻城戦でオススメ。そこでBattania Fian Championが死んでるじゃろ?

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    ヒストリエのこの発言がここまで当てはまるのもすごい。

     

  • Crossbow(クロスボウ
    クロスボウに関係するスキル。やはりクロスボウもスキルレベルにより使える武器が制限されるのでカスみたいなスキルレベルではお察し。ちなみに"クロスボウ"という名前のクロスボウが存在するがそいつすらスキルレベル20を要求してくるという罠がある。はじめは軽クロスボウ(Light Crossbow)からどうぞ。あとクロスボウの弾であるボルトは種類が少なく外見くらいしか違いがない、というのも罠で、大半が18発仕様の中で20発入るボルトがしれっと混じっている。いやマジで。あと22発入るボルトもありそれは名前がついてる親切仕様。あと馬上では装填ができないものが多い(※)が、発射は問題ない、ロマン。スキルレベルはクロスボウでダメージを与えると上昇する。頑張れ。これも亡骸から拝借できる。
    ※ Light Crossbow、Crossbow、Fine Crossbowなどは馬上でも装填できる。馬上での装填の可・不可は武器の性能のところのアイコンで確認できる。スキルレベル175のパークであるMounted Crossbowmanを取得すればどのクロスボウも馬上で装填できるようになるがそこまでする価値があるかは謎。パーク不要の馬上Light Crossbowはかなり可能性を感じますね、個人的には。

  • Throwing(投擲)
    投げものに関係するスキル。ジャベリン、ナイフ、斧といろいろ投げられる。レベルによる武器の制限はないので安心。ちなみに投擲武器はXキーでモードの切り替えが可能で普通に近接武器として扱うこともできる。スキルレベルは投げものでダメージを与えると上昇する。投げないとだめなのかは知らない。頑張れ。
    余談ですが、攻囲兵器のカタパルト(オナゲル)、トレビュシェットなどもこの投擲に分類されるようです。

END(Endurance、持久力)カテゴリー

 なかなか有益なスキルが多い項目。私は乗馬も身体も上げたいのでアトリビュートポイントを結構優先的に振っています。

  • Riding(乗馬)
    馬に関わるスキル。主に乗馬した状態でダメージを与えることでスキルレベルが上昇する。スキルレベルの上昇によりお馬さんがなんかいろいろとパワーアップしていくほか、レベルに応じて馬や部隊の騎兵に関わるパークが取得できる。とりあえずスキルレベル60まで上げて強力な馬(ほぼ最速のアセライ馬)に乗り換えたい。頑丈なお馬さんに乗り換えるのもいいよ。おそらくバグだが、攻城兵器のカタパルト(オナゲル)などを発射して着弾までに愛馬に跨り、乗馬状態で敵にダメージを与えるとすさまじくスキルレベルが上がる。ほんとだって、嘘じゃない。

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    表示が被っているものの、20~30キル程度しかしていないのに96も上がる不思議
  • Athletics(身体)
    走りに関わるスキル。主に徒歩状態でダメージを与えることでスキルレベルが上昇する。乗馬スキルと違ってスキルレベルが上昇しても足が速くなるくらいしか効果がない。パークに期待しよう。ただ足が速くなるのは目に見えてわかるほどで、一定以上足が速くなると、階段を駆け上がったり駆け下りたりした際に高さ処理が追い付かずにめり込んだり浮遊したりできる。弱体化されたが、スキルレベル75で獲得できるHaving Goingというパークが有能なのでぜひ欲しい。選択肢を選ぶ系の成功確率が上昇する。これとってから愛をはぐくむのがカルラディア婚活。

  • Smithing(鍛冶)
    鍛冶に関わるスキル。鍛冶をやらないならノータッチで問題ない。やるのならば、事前にパークの効果をよく見たうえでメンバーごとに鍛冶における役割を明確に決めて育成していきたい。役割自体は2種類くらいだがスタミナの問題があるのでそれぞれ複数人ずついると心強い。ジャベリンとか両手剣を作ったり溶かしたりするとスキルレベルが上がりやすい。最初はスキルレベル25で木材(Hardwood)2個から木炭3個を作れるようになるパークの取得を目指そう。これで木炭効率が3倍になります。

CNG(Cunning、狡猾)カテゴリー

 悪事はともかく、その他はどの辺が狡猾なのかあまりしっくりこない。私は偵察をコンパニオンに委ねているうえに悪事は無視しがちなのでアトリビュートポイントはあまり振っていません。代わりにTacticsにフォーカスポイントを優先しています。

  • Scouting(偵察)
    視界が広がる。死ぬほど有能。絶対に上げたい。自分で担当しても大丈夫だがコンパニオンに担当してもらうことができる。自分の部隊にいるコンパニオンに斥候(Scout)のパーティーロールを与えることでそのコンパニオンの偵察スキルが参照される。斥候のパーティーロールにしておけばすぐスキルレベルが上がる上に良いレベリングにもなる。有能なスキルが多いが特筆すべきはスキルレベル175で取得できるBeast Whispererであり、効果は日々低確率で何かしらの乗用動物が入手できるというもの。どの馬でも入手できる可能性があるということなのでレア馬がしれっとインベントリにいたりするというすごいスキル

  • Tactics(戦術)
    これという紹介がしにくいスキル。上げておきたいスキルだが、優先順位は高くないだろう。積極的にスキルレベルを上げる方法(戦闘から逃げ出してみたり、不利な戦闘で勝利する)がかなりリスキーなので地道に良指揮をこなしていきたい。とりあえずスキルレベル75で取得できるHorde Leaderが部隊人数を10増やせるのでオススメ

  • Roguery(悪事)
    悪いことに関わるスキル。賊のユニットに関わるパークが多いのでプレイスタイル次第では重宝する。が、賊のユニットを貴族兵にアップグレードできるようになるスキルは統率で獲得できるパーク(後述)なので注意。捕虜を売り払ったり、各都市の地下牢(dungeon)で実行できる脱獄の手助け(prison break)をするのがスキルレベル上げとしては早い。あとスキルレベルが高いと戦闘から得られる戦利品が増える。え、結構強くない?

SOC(Social、社会性)カテゴリー
 
対人関係とかやり取りに関係するカテゴリー。Tradeはコンパニオンに代わってもらうことが可能(Party RoleのQuartermaster)。CharmやLeadershipは有用なパークが多いのでぜひ上げたい。アトリビュートポイントも倍プッシュだ・・・!

  • Charm(魅力)
    人間関係の構築に関わるスキル。スキルレベルを上げると諸侯との関係を上げやすくなる。しかしながらスキルレベルを上げる方法が諸侯との関係を上げる行動全般(諸侯を捕虜にせずに開放)なのでせっかく上げたスキルレベルを活用しようにもすでに関係上げが終わっていたりもする。オススメなパークとしては、戦闘から得られる名声が20%増えるShow Your Scars(スキルレベル50)トーナメントで優勝する度10インフルエンスが手に入るChampion(スキルレベル125)がある。あとスキルレベル175で取得できるパークも2つとも強力なのでオススメ。

  • Leadership(統率)
    カリスマ性、指導力などに関わるスキル。スキルレベル×0.1の値が部隊の士気にボーナスとして掛かる(項目名はPersonal)。士気は重要な要素なので上げられるときには積極的に上げたい。スキルレベルは軍団を率いるのが手っ取り早い。自分のクランのメンバーが率いる部隊ならインフルエンスの消費なく呼べるので自クラン軍団を作るのがオススメ。兵の育成に関わる優秀なパークが多い。スキルレベル25で選べるパークはどちらも優秀だが、新兵の育成(最後尾に後述)を考えるとRaise The Meekがオススメ。あとはスキルレベル100のFamous Commanderが戦闘から得られる名声50%増と新規雇用兵にボーナス経験値200という超性能パークとなっている。さらにはスキルレベル150のVeteran's Respectを取得すると賊を正規兵にアップグレードできるようになる(最後尾に後述)。スキルレベル175で取得できるパークはどちらも優秀なので状況にあったものを取ろう。
    (かつては士気への効果がスキルレベル×0.4であり、4倍効率だったのでスキルレベル125があれば基本値の50と合わせてそれだけで士気が100となり士気の維持に気を使う必要がなくなったが効率が良すぎたので調整された。そのため様々な要素(食料の多様性、最近の出来事)などと合わせて士気を高く保つ工夫が重要になった)

  • Trade(取引)
    商売取引に関わるスキル。商人プレイをしないにせよ、戦利品売却にもかかわるスキルなので高いに越したことはない。しかしながらスキルレベルの上げ方が交易により利益を上げることなので、安く買って高く売らなくてはいけない。正直ゲームの仕様により高スキルレベルまで上げるのは困難。ただスキルレベル25で取得できるAppraiserは戦利品売却でより儲けが出るようになるので取れれば取りたい。スキルレベル300(!)で取得できるEverything Has a Priceを取るとなんと拠点を売買できるようになるが、おそらく300まで上げるよりも天下統一する方が早い。クランメンバーに担当してもらうこともできる(Party RoleのQuartermaster)。クランメンバーに部隊を率いさせるとなぜがTradeがよく上がるので、そうしてレベリングした後で自部隊のParty Roleを担当してもらうのもよいだろう。

INT(Intelligence、知性)カテゴリー
 
部隊の管理などの関わるカテゴリー。StewardもMedicineもEngineeringはコンパニオンに代わってもらうことができる(Party RoleのQuartermaster、Surgeon、Engineer)ので自分で担う必要性はありません。Stewardはぜひ上げておきたいスキルではありますが、このカテゴリーにアトリビュートポイントを振る必要性は薄いと思います。カルラディアの反知性主義

  • Steward(管理)
    部隊管理に関わるスキル。なによりスキルレベルに応じて部隊人数が増えるのがありがたい。スキルレベルを早く上げるためには様々な食材をインベントリに用意するようにしよう。基本的にインベントリに存在する食糧はまんべんなく消費されていくので用意するだけでよい。優秀なパークが多いのでゲームを通じてスキルレベルを上げていきたい。その中ではスキルレベル75で取得できるSweatshopsが工房の強化と攻囲兵器の建築速度20%増の効果(※)があるので強力。クランメンバーの管理スキルレベル上げについては部隊を持たせたり領地の統治者にしておくのがオススメ。
    ※ 効果からしてEngineerの役割に近いパークだが、ゲーム内の説明によればこの効果は部隊のQuartermasterがこのパークを取得していることにより発動するらしい。Engineerが取得していても意味がない可能性が高いので注意。

  • Medicine(医療)
    部隊の医療に関わるスキル。スキルレベルに応じて兵士が死亡(ロスト)しにくくなったり回復が早くなったりする。スキルレベル25のパークは個人の体力に関わるものなので取れるなら取りたい。以後のパークは自分で取る必要性の薄いものが多いので、コンパニオンに任せておけば大丈夫。負傷兵士を多数抱えることでスキルレベルを稼げるが、それはそれで面倒かつ危険なので積極的に上げるにしても慎重に。

  • Engineering(技術)
    攻囲兵器や拠点の施設建造に関わるスキル。スキルレベルに応じて攻囲兵器の製作が早くなったり、都市の建築力に補正を与えたりできる。パークは(キャンペーンマップ上の)攻略戦に関わるものが多い。スキルレベルごとに取得できるパークが基本的に1つずつしかないのでパークを選ぶ必要がない。スキルレベルを上げるためには攻囲戦で攻囲準備をしたり攻囲兵器を製造する必要がある。Party RoleのEngineerに指名すれば代行してもらえるので基本的にコンパニオンに頼ることになるだろう。このスキルレベルが高いコンパニオンは統治者としても優秀(建築力が増加する)なので複数人そろえてもよい。

 

 最後尾の後述用メモ

新兵の育成

 基本的に新兵は貧弱防具に片手武器1本という構成となっている。この段階では戦闘を通じてレベルアップさせようにも戦死しやすく、思ったように育成が進まないことが多い。多くのユニットはこの新兵段階から1段階でもアップグレードできれば盾を装備したり遠距離武器を持つようになる。弓やボウガンを装備するようになれば、運用次第では安全に経験値を稼ぐことができるし、盾を持つだけでも生存性は大きく上がるだろう。それゆえ、個人的には、新兵や低ティアの兵士に重点的に経験値を振り込めるパークの方が価値があると考えている。当然ながら、アップグレードに必要なコストはティアとともに増大していくことにも注意する必要がある。

 

賊を正規兵にアップグレード

 先に紹介したパークを取得すると賊のユニットを正規兵にアップグレードできるようになる。追い剥ぎは帝国歩兵、各種賊は近い文化の貴族兵になる(山賊→ウランジア、森賊→バタニア、海賊→スタルジア、砂賊→アセライ、馬賊→フーザイト)。賊と対峙した際に彼らをそのまま自軍に編入できることがあったことを思い出してほしい。パークの効果で賊をアップグレードできるようになったのなら、強力でありながら希少であった貴族兵を安定的に調達できるようになるということだ。ちなみに追い剥ぎもアップグレードで盾持ちのティア2帝国歩兵になるのでコスパは良い方である。