Mount & Blade II: Bannerlord プレイレポ 領地を経営してみる 【M&B2】

【注意】この記事はver.1.5.6でのプレイをまとめたものです。verによっては記事の内容と大きな乖離があり得ますのでご注意ください。あとプレイにおいてはMOD等を使用することもありますし、使用する画像を用意する際にはチートモードを起動していることもありますので画像の細部の項目が不自然に思われることもありうるかと思いますが記事の内容に関係する場合にはその都度言及していくつもりです。

 

 今回プレイしていくセーブデータは下記のプレイレポと同じカルラディアです。傭兵時代のちょうどよいセーブデータからウランジアに仕えてみました。MODなどの環境も同様です。(めちゃくちゃ細かいことを言うと、今回新たに途中からのプレイをするにあたってMODのParty Screen Enhancementsを更新しています。

pasargadae.hatenablog.com

 あと、領地の経営に関しては下記の記事にまとめています。そのうち内容も更新しようと思います(更新するとは言ってない)。

pasargadae.hatenablog.com

 

あの街をください

 ウランジアに参加してバタニアに奪われていたCharasの奪還部隊に参加したところ占領後の領地投票でなんとか自領にできました。ただ他の領主候補たちも自身に対してインフルエンス使っていたので少し危うかったですね。もしこういった領主投票の状況でインフルエンスが若干足りないようならば、目当ての都市に守備兵力を寄付するのがオススメです。領主が決まるまでは国王クランの所有扱いなので兵力の寄付によりインフルエンスを獲得できますし、投票で自領になればその時点で寄付した兵を含む守備兵力もセットで手に入りますので安心です。あと、攻略戦にわざわざ参加した理由は自国の損害を抑えるためですね。しばらくは奪還される危険がありますので。誤解しやすいところなのですが、領地投票に関して言うならば攻略戦に参加したかどうかはあまり関係ないようです。

 領主投票に関しては、領地を持っていないこと、投票対象の領地の近くに領地を(たくさん)持っていること、領地数が少ないこと、クランティアが高いことなどが有利に働きます。そしてこれは上のリンクにあるプレイレポにおいて自国に追加されたティア0のクランの挙動を観察して分かったことなのですが、クランティアが0だと領地はもらえないようです。彼らがティア1になった後は投票候補になっていました。しかしながらその後も都市投票の候補には全くならなかったので、ティアが低いと都市は回してもらいにくいようです。

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Charas近郊の地図、Sargotが最前線になってくれれば防衛は楽そう

 

 領地のセットアップ(あの街、やっぱいらないです。。。)

 では早速領地の状況を見ていきましょう。

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Loyaltyが死んでる。他のステータスもお察し

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こんなんどうしろってんだよ。と思ったけど工房がレベル3なのはえらい。

High risk of rebellion ! うーん、このカス都市。上のプレイレポ世界ではこの都市Charasはウランジア、アセライ、バタニアの争奪の場になっていましたがその理由がよく分かりますね。

 気を取り直して都市のステータスを見ていきます。まず緊急に対策すべきなのがLoyaltyですね。現在は反乱が実装されているのでせめて20以上で安定させないとまずいです。減少項目で大きいのがculture(-3)、starving(-2)ですね。飢え(starving)はそのうち収まる(あと根本的な対策には時間がかかる)のでcultureをどうするかですね。ウランジアの都市がウランジアに再帰属しただけなのですが、領主の私は帝国文化なので文化での減少はどうしようもないですね。建築に強いコンパニオン(wainwrightの人)がウランジア人なので彼女をGovernorにして対処します。これで施設建造の速度も大きく上がるので一石二鳥ですね。ちなみに増加項目にあるLoyalty Driftは反乱の実装と同時期に追加されたものです。大体50から60ぐらいの値を目安に忠誠心に増加や減少の圧力が振れを伴いつつかかります。なので以前よりは忠誠は下がりにくくはなりました。まあその代わりに反乱が実装されたのですが。

 Loyaltyが死んでいるせいで税収も0ですね、関税は通常通りもらえますが。あとconstructionが0になっているのもきついなあ。constructionが0だとDaily DefaultsでLoyaltyを上昇させられるFestival and Gamesを実行しても効果がありません。これはきつい。その辺を踏まえてセットアップをしていきましょう。しばらくは近くの都市で食料を買い込んで自領に売るなどしてせめてもの努力を行います。スキルで取得できるパークの中には自分が滞在することで忠誠を上げられるものもあるので取っているならば有用です。

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数日後の様子。食料が微増し始めたことでいろいろ安定してきました。

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さらにもうしばらくたって忠誠心が25を上回った時のステータス

 Loyaltyが20を上回ると反乱の危険性は消えて、25を上回るとconstructionのペナルティーがほとんど消えるようです(未だごくわずかにかかっていますが)。とりあえずは施設の建造はお休みしてFestival and GamesでLoyaltyを稼いでいます。上の画像だと+5になっていますね。Loyaltyが低いと各ステータスにペナルティがかかりますし、高いとボーナスが付きますのである程度は早めにあげておきたいです。以前は施設建築と日々の作業(Daily Defaults)は別々にそれぞれconstructionの値を反映して実行されていたのですが今回は施設建築をお休みすると日々の作業に注力してくれるようですね。厳密には施設建築と日々の作業は並行してくれないようでどちらかの効果しか生じません。めんどうになったな

 それと大事なのが守備兵力ですね。陥落させた直後は民兵が当然少ないですからそれなりの人数が必要になります。またLoyaltyの影響で税収がほとんど入らないことも多いのでどうしても統治のはじめは(大)赤字になります。どれだけの守備兵力が必要かは状況に寄るので一概には言えませんが、敵の攻略目標にならない(あるいはなっても守れる)程度には置くというのが良い目安だと思います(守備兵力については本記事の最後で軽く述べています)。今回は位置的状況からSargotに最前線を押し付けることができそうなので、守備兵力を130くらい置いて、民兵が安定するまでは私の部隊も近隣から動かずに警戒しておきます。食料を自都市に輸送したりしながら。

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もう少し種類に統一感を出したい
 
経営前期

 Loyaltyが40くらいになったら施設建築に移ります。施設はFairgrounds(Loyaltyに貢献)、Orchards(食料供給に貢献)を優先して建てていきます。防衛兵力も攻められない程度以上、かつ都市からの収入で賄いきれる程度以下の範囲にとどめていきます。費用対効果という意味ではティア2~3の兵士でそろえるのが良いのかなと感じております(詳細は後述)。

 領有開始から2年たった状況が以下の画像になります。先に推奨した施設(Fairgrounds、Orchards)以外の施設にも手を出しているのはレベル1は必要な建築コストに対しての効果が高いからという理由があります(自都市を長期間留守にすることが多かったので建築キューに入ってるのがいつの間にか実行されていたというのが本音ですが)。

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安定してきました

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都市の税金(関税や村を除く)650デナルに見合う部隊だとこんな感じ。現環境だとどうやら勝手に兵がアップグレードされるようでちょっと面倒。

 

経営後期、完成

 さらに3年ほどたって領有開始から5年たった状況が以下の画像です。

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正直ほぼ不要な施設立てるよりもHousingに専念した方がよさそうですがいつも施設は全て建てきってしまう。あと結婚したのでLienaに統治してもらっています。

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防衛部隊。若干名勝手にアップグレードされていたので整えなおして撮影。

上の防衛部隊の画像と比べると質がだいぶ上がっているのが分かるかと思います。

 上の画像の編成だと防衛兵力の賃金は本来1日当たり1120デナルですが、統治者Lienaのさまざまなパークにより784デナルにまで抑えられています、3割カットすごい。都市Charasからの(直接)税収が現在874デナル程なので関税や村落からの収入も考えるとなかなか余裕も出てきました。よほどのことがない限りこれ以後問題が生じることもないでしょうし、あとは施設を建てきって完成という感じですかね。

 

第2都市を狙う

 あれからしばらく次の領地を手にすることもなく、また機会があってもそうならないようにして機を伺っていました。今、準備は整った。現在こちらはティア5、各諸侯との関係も良好、領地は一つのみ。いまこそ大都市獲得を狙う絶好のチャンス。

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帝国都市が欲しいけどバタニアの都市で妥協するのもありかな

欲しいのは帝国都市ですが防衛とかを考えるとバタニアのPen Cannocが良さそうですね。とりあえずここを陥落させていけそうなら保有、ダメなら待ちに入ります。

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やったぜ

 さて念願の第2都市のステータスを見ますか。

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よく育っていますね

よく育ちすぎてて書くことがないですね。上の画像で特筆すべきことといえばSecurityの項目でしょうか、+14とかすごいことになっていますね。とりあえずで任命したバタニア人のコンパニオン(予備の斥候枠)のパークの効果で+15だそうです。すごい。あと懸案のLoyaltyについていうと、culture-3はFairgrounds(最大強化で+1.5)、統治者の文化一致で+1、security(100近傍維持)で+1で抑えようと思います。ほんとにそのくらいですね。1都市目で地獄を見たこともあってすごく楽に感じますね、いやいい都市だここは。そんな感じで本記事の本編部分はこの辺にて。

 

防衛兵力について

 どのくらいの防衛兵力を置くのがベストか、というのは大変難しい問題ですね。ここでは私が普段のプレイで考えていることをメモと整理も兼ねてまとめてみます。

 まず人数に関してはおおよそ130~160人ぐらい置いています。その人数で防衛兵力が不十分であったりする場合は質で調整しています。数と質についての私見は以下の通りです。

・費用対効果、つまり防衛兵力の賃金が気になるなら質を低めに数をそろえる

・食料消費が気になるなら質を高めて数を抑える(食料の厳しめな城などで有効)

 費用に関して言うならば、新兵は置いておくとして、盾と剣を装備しているティア2歩兵は日給3デナルで済むのに対しティア5歩兵は日給12デナルになります。さすがに戦力として4倍の価値があるかというと厳しいので、人数制限の厳しい野戦部隊ならともかく、人数枠をほとんど気にしなくてよい防衛部隊の編成においてはティアを抑えることには意味があるといえるでしょう(そうはいっても帝国レギオンなら4倍の雑魚歩兵くらいどうにかできそうではある)。

 食料に関しては20人につき食料を日々1消費すると考えればそこまで間違っていません。厳密には~19人なら0、~39人なら1、~59人なら2、というふうに人数を20で割った際の余りを無視した商の値になります。食料消費は人数にのみ影響されます。

 あと治安(security)の項目にも駐留部隊の数や質が反映されます。質が反映されるので小作人と追い剥ぎをギチギチに詰めてもさして貢献してくれません(治安が下がってもおかしくないのに下がらないだけありがたい)。

 

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領地(都市・城)の経営とか

https://pasargadae.hatenablog.com/entry/2020/12/16/174734